
黒船来航以来、横浜は約120年間にわたって常に軍靴の音が途切れることのない街だった。そんな記録を集めた特別展が横浜都市発展記念館(横浜市中区)で続いている。日本軍だけでなく、外国の軍隊と横浜との関わりを描いたスケッチや写真など約200点の作品が展示されている。

館内でまず目にとまるのは、1853年に始まる黒船来航に関するスケッチ類だ。翌54年には軍艦9隻が横浜沖に再来し、ペリー提督は江戸幕府側と日米和親条約をめぐる交渉をするため、横浜村(現在の県庁近く)に上陸した。幕府の役人に先導されて上陸する姿や、各艦が搭載している大砲や兵員の数を記録したスケッチが展示されている。

横浜開港が決まると、幕府は…



